小児喘息– 大浦内科・歯科クリニック 内科診療 –

小児喘息ってどんな病気？

喘息は、呼吸をするときの空気の通り道が、アレルギーなどの炎症によって狭くなる状態です。症状としては、呼吸の苦しさや喘鳴（ぜんめい）をきたします。喘鳴とはヒューヒュー、ゼイゼイといった音が聞こえることです。喘鳴が聞こえなくとも、長引く咳の原因が喘息であることがあります。

どんなことがきっかけで小児喘息が起きるの？

タバコや線香の煙、花火、ダニや花粉などのアレルゲン（アレルギーの原因物質）、風邪や天候などいろいろなことが刺激になって、喘息発作が起きます。発作を起こす原因はお子さんごとに様々なので、原因を知って適切な対策をしましょう。

喘息の治療

喘息の治療では吸入薬や飲み薬、貼り薬を使います。吸入薬として使われる薬には2種類あります。一つは、苦しくないときも続けて気道の炎症を鎮めて発作を予防する吸入ステロイド薬などの長期管理薬です。もう一つは、発作のときだけ使って気管を広げて楽にする気管支拡張薬などの発作治療薬です。